- ――収録お疲れ様でした。まずは、収録を終えての感想をお願いします。
柿原
春馬という役を演じさせて頂きましたが、親友に対する気持ちと、好きな女性に対する気持ちの2パターンの表現が出来たのは楽しかったです。何よりも、春馬がすごくストレートな男の子なので自分が台本を読んだ感覚で、「春馬だったらもっとこう言うんじゃないかな」
という味付けをさせていただいたのですごく楽しかったです。
レポ
春馬が生き生きしているのがわかりました。
柿原
演じながら、こっちの方が春馬っぽいかなと考えながらいろいろやらせて頂きました。
- ――この作品のおすすめのポイントや聴きどころを教えてください。
柿原
全編ほぼダミーヘッドマイクを使用しているので、ピュアピュアな春馬が、彼女と会話をすることによって少し男として成長していく様を臨場感を持って楽しんでいただければと思います。逆に親友である泰典との会話では、『普段はこんな感じで男同士しゃべるんだよ』っていう男友達ならではの感じを出したので、
その対比を楽しんでもらえればいいなと思います。
レポ
聴き比べてみてほしい、ということですね。
柿原
男の子たちは裏表ないですよっていうのも聴いてほしいなって思います。
- ――実は体の柔らかさが自慢の春馬なんですが、ご自身は体は柔らかい方ですか?
柿原
固いです。
レポ
前屈したら届かないですか。
柿原
全然無理です。ほんとに固いです。
(ここで実際に前屈をしていただくも、床と指との距離は10センチ以上ありました)
レポ
本当ですね……。普段は全然ストレッチはしないんですか?
柿原
そうですね。めんどくさいと思っちゃうタイプなのでやるとしてもライブ前くらいです。運動や筋トレはやりますが、柔軟体操はしないのでスポーツジムのトレーナーにいつも怒られてます。
レポ
やっぱり柔軟は大切なんですね。
柿原
めちゃくちゃ大事ですね。
レポ
でもやらない、と。
柿原
そうなんです(笑)
- ――学生時代、学食や購買に行ったことはありますか?
もしお気に入りのメニューがあれば教えて下さい。
レポ
そもそも学食ってありましたか?
柿原
ドイツだったんですけど、カフェテリアがありました。
レポ
カフェテリアですか!どんなメニューがあったんですか?
柿原
ドイツですから、パンをナイフみたいなのでバッて切って、その中にハムとソーセージとレタスをはさんで
ケチャップとマスタードを自分たちの好きな量かけてむしゃむしゃ食べてました。
レポ
おしゃれですね!
柿原
おしゃれですかね?(笑)言ってしまえば日本でおにぎり食べてるのと同じですからね。
柿原
学食とか逆に憧れますもん。経験してないので。
レポ
でもカフェテリアもなかなか経験できないですよね。ちなみに、作中では行く機会の多かった図書館ですが、学生時代に図書館は通われていましたか?
柿原
図書館てパソコンがあるじゃないですか、当時パソコンが好きでやりに行ってたんですけど、本は読んでなかったです(笑)
レポ
目的はパソコンだったと(笑)ではあまり本は読まなかったんですか?
柿原
そうですね~。あんまり読まなかったですね
レポ
最近はいかがですか?
柿原
最近は移動中の新幹線や飛行機で読もうと思って駅や空港の本屋で買うんですけど、最初の数ページを読んでると寝落ちしちゃうんですよ(笑)
レポ
早いですね!(笑)
柿原
だから読みかけの本がいっぱいたまっちゃうんです。でも、なるべく毎日活字を読むようにしてますけどね。
- ――今回のテーマが片想いなんですが、好きな人ができたら自分から告白するタイプですか?それとも待ってしまうタイプですか?
柿原
僕はいきますね。
レポ
どんどんアピールしていく感じですか。
柿原
すぐに好きだと告白する訳じゃないですけど気になったら声はかけます。
レポ
では、好意は隠さず見せていくんですね。
柿原
できるだけ。セクハラにならないレベルでやりますね(笑)欲しいと思ったら欲しいんですよ。
レポ
情熱的ですね。
- ――純粋な春馬と泰典ですが、一緒に出掛けるならどちらがいいですか?
柿原
泰典かなぁ~。僕が春馬のタイプだから、泰典みたいなのがいると頼れますよね。
レポ
泰典の方がしっかりしてそうですよね。
柿原
しっかりしてるし、無口だし。ふたりで一緒にうるさかったらもうどうしようもないでしょ(笑)あと、僕も裁縫とかできない人だから裁縫やってくれるとすごくありがたいですね!料理もできるしね。
レポ
家庭的な男の子ですよね。ちなみに、柿原さんは料理はされないんですか?
柿原
むか~しはしたんですけど、今はもう全然しないです。
周りに料理ができる男友達がいっぱいいるので、単純に「料理できないものキッチンに立つべからず」って感じです。だって僕より料理うまい人がいるんだもん、そこに。そういう甘えたやつなんです、僕は(笑)
レポ
甘え上手なんですね。
柿原
甘えん坊なんです(笑)
- ――今回のタイトルが、「つまりはLOVEということで」ですが、
ご自身の性格を一言で表すとしたら何ですか?
柿原
つまりは……『俺』ということで、ですかね。
レポ
おお!ちなみに理由は?
柿原
誰かに何かを言われたとしても、結局つまりは『俺』なので。何を言われても考え方は曲がらないので。
レポ
自分の考えを突き通すってことですね。
柿原
そうですね、そういう「自分の気持ちも変わりません」っていう意味ではつまりは『俺』なのかな、と。
レポ
しっかり芯が一本通っていてそこからはぶれない、という感じですね。
柿原
そういう人間でありたいですね。
- ――最後にこのCDを聞く方へメッセージをお願いします。
柿原
春馬と泰典のドラマCDを片方だけ聴くと、それぞれの親友の恋愛模様が気になるようなストーリー構成になっています。併せて聴いてもらってようやく一つの作品になるので、両方聴いてもらえたらこれ以上嬉しいことはないです。ぜひ何回もピュアなふたりの、「つまりはLOVEということで」の意味を探ってもらえればなと思います。楽しみにしていてください。
レポ
ありがとうございました。堤春馬役の柿原徹也さんでした。